さくら咲く上田城をお散歩してきました。
先日、青空と桜を求めて長野県は上田城までロングドライブしてきました。カメラは一眼レフから入れ替えたばかりのLUMIX GH5。使い勝手と相性を確認しながらのお散歩となりました。
いざ上田城内へ
車を駐車し城内へ向かいます。上田城といえば立派な大手門のイメージがあります。正しくは東虎口櫓門というそうです。あれだけ有名なので、きっと桜もいい位置にあって、いかにも綺麗な写真が撮れるだろうと思っていたのですが……。
さくら散っとるがな。
しょんぼりです。どうも城門前が開けて陽当たりバッチリなせいで、開花も早かったんでしょうね。まぁ、しかたないです。
ここで42.5mm/F1.7で撮った葉桜をば。F値は開放で撮っています。中望遠だしF1.7だし、もっとボケるのかなーと思ったのですが、こんなもんなんですね。背景との距離がやや近めですし、そもそも入れ替え前のフルサイズ機と比べるのが間違いですが。GH5はコントラストAFということで、正確に合うはずなんですが、私がどこにピントあわせるべきかよくわかんなくて、微妙な感じになっています。
櫓門をくぐると神社があります。眞田神社ということで真田氏ほか歴代上田城主をお祀りしてるそうです。「落ちない城」にあやかって受験生に人気だとか。なるほど。
いまくぐった櫓門は有料で内部観覧ができるそうで。あとで見ようと思ってスルーしたのですが、結局ここまで戻らずに見学しそこねてしまいました。
神社の横にありました。やたらでかい兜。有名な六文銭ですね。
こういうやつは超広角レンズでずずずいと寄って写真を撮ると迫力がでるそうです。というわけで手を伸ばしてずずずい。手持ちの最広角は35mm換算で24mm。おおよそ満足なんですが、Leica 8-18mmがあったらもっとパース効いたズバーンな写真が撮れるんでしょうか。
満開の桜を求めていったん城外へ
しかし、桜の方は思ったほど満開の木がありません。このあたりだいたい陽当たりが良いからでしょうか。そんなわでぶらぶらしていましたら、南側の尼ヶ淵のほうがなんだか良さそうです。
というわけで本丸から芝生広場へ降りてみました。なんだかイベント用のテントが張ってあるあたりが濃いピンク色で良さそうです。
あー、これこれ。これですね。シダレザクラでしょうか。華やかでいい感じです。青空も出てることですし、バシバシ気の向くままに写真撮りましょうか。
バシバシと、どこにピントをあわせてよいかわからないまま、似たような写真を量産します。いや、きっとこういうのも大事なんです。ひととおり目の前のをパーっと撮ってから、落ち着いて周りを見渡せばよいのです。
さぁ、次は超望遠レンズで35mm換算200-600mmの世界だー。
ズーム!ズーッム!!とやってるとピントも怪しいですね。
あっちの西櫓にズーム!ズーッム!とやってたらお天気が曇ってきました。しまった、まだ落ち着いて周りを見られてない。
というわけで、その後は天気が曇りがちとなり、お花見の人も増えてきたので、次の撮影地を目指して移動することにしました。
第15回上田城千本桜まつり
駐車場に向かって歩いていたところ、まわりが賑やかになってきました。じつはお祭りをやっていたのです。第15回上田城千本桜まつりということで出店やステージが設営されています。千本桜というから初音ミク的なイベントなのかと思ったら、別にそんなことはないみたいです。だんだん地元のお祭りとして定着していったのですかね。
というわけで上田城お散歩日記でした。
今回は写真だけ撮って引き上げてしてしまいましたが、上田市にはお城以外にも古い町並みや博物館、三重塔などあってゆっくり観光するのも良さそうです。夏の暑い時期にでもまた来たいですね。